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浄化地下水放出、福島漁連会長が容認

東京電力福島第1原発の建屋近くの井戸(サブドレン)でくみ上げた地下水を浄化して海に流す計画を巡り、福島県漁業協同組合連合会の野崎哲会長は23日、「廃炉工程で重要な計画であり水質基準が守られるなら協力したい」と述べ、容認する考えを示した。同日、国などが福島県相馬市で開いた地元漁協向けの説明会の後で記者団の質問に答えた。

県漁連は28日の組合長会で、傘下漁協の意見集約に入るかどうかを話し合う。一般組合員の理解が得られれば、県漁連は2月にも容認の判断を示す可能性がある。

国などは23日の説明会で、サブドレン水の放出では、すでに実施している建屋から離れた井戸の地下水の放出よりも厳しい水質基準を設けることなどを説明した。

第1原発の建屋には1日300~400トンの地下水が流れ込み、汚染水が発生している。国などはサブドレンなどからのくみ上げが始まれば、この量をほぼ半減できるとみている。

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