2018年12月19日(水)

紅茶の魅力、部活で学ぶ 宇都宮の小学校

2015/6/23付
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紅茶消費量が全国上位の宇都宮市にある市立中央小学校で、児童が紅茶の魅力や礼儀作法を学ぶ「紅茶部」が2013年10月に誕生して以来、全校児童の5人に1人が所属するまでに成長した。商店街で試飲会を開くなど、地域との交流も広がっている。

平日の放課後。1階の教室には爽やかな香りが漂っていた。1~6年生の男女44人がグループに分かれ、紅茶をいれる実習をしていた。初参加の1年生、鈴木ねあさん(7)は「初めていれた紅茶はとてもおいしかった。もっとうまくなって、世界中の人に飲んでほしい」と笑顔で話した。

部は「生まれ育った町を好きになってほしい」と、学校関係者や保護者などが企画した。活動は月2回。いれ方の実習に加え、使った茶葉の生産地のインドやスリランカ、中国などの地理や歴史を学んだり、栄養成分を研究したりする。

2年目からは、市の商店街で、児童がお客さんをもてなす試飲会や、市内の紅茶を飲める店をまとめたマップの発表会を開催。市や市民主催のイベントへの出演依頼も増えている。

部の顧問を務める紅茶専門店「ワイズティー」の根本泰昌代表(40)は「誰かに紅茶をいれてあげることで、思いやりの気持ちを持てるようになる。紅茶を通して出会う人たちを大切にし、地域を盛り上げてほしい」と期待している。〔共同〕

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