御嶽山噴火で遺族ら慰霊登山 犠牲者しのぶ

2017/7/23 19:50
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2014年9月の噴火で58人が死亡、5人が行方不明となった御嶽山(長野・岐阜県)で、遺族らが23日、長野県王滝村側から慰霊登山をし、「会いに来たよ」と犠牲者をしのんだ。

被災者家族会「山びこの会」が呼び掛けた。慰霊登山は2回目。昨年は同県木曽町側から入山した。今年は遺族や行方不明者の家族ら約20人が参加した。

遺族らは9合目の入山規制区域前に到着すると、線香を供え山頂に向かい手を合わせた。噴火発生時刻の午前11時52分には、下山の足を止め犠牲者へ黙とうをささげた。

愛知県刈谷市の野村正則さん(53)は、おいの亮太さん(噴火当時19)が行方不明になったまま。「悲しい気持ちがよみがえってくるが、近くに行きたいという思いで来た。早く見つけたいので、警戒レベルが下がってほしい」と話した。

登山仲間を失ったという長野県松本市の会社員、鈴木康夫さん(60)は「犠牲となった仲間やご遺族に寄り添いたい」と言葉少なだった。

戦後最悪の犠牲者数となった御嶽山の噴火災害は、14年9月27日に発生した。御嶽山は現在、気象庁の噴火警戒レベルが2(火口周辺規制)で火口約1キロ圏は入れない。〔共同〕

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