/

地球の磁場は誕生直後から 東工大、成分変化で鉄が対流

地球誕生直後の45億年前から地球には磁場があった可能性が高いとする研究結果を、東京工業大などのチームが22日付の英科学誌ネイチャーに発表した。地球内部にある液体の鉄の成分がわずかに変化することで、対流が起き、磁場ができたとみられる。

この磁場は、太陽風によって大気が宇宙に吹き飛ばされるのを防ぎ、有害な宇宙線から生命を守ってきたと考えられ、広瀬敬・同大教授は「地球の成り立ちの解明に役立つ成果だ」としている。

地球は最初にマグマの海ができた後、金属が中心部に集まり核を形成。その外側に岩石のマントルができた。核は固体の内核と液体の外核があり、外核が対流すると磁場ができることが分かっているが、内核ができる前の初期の地球で対流があったのか詳しく分かっていなかった。

チームは、核の成分と同じケイ素と酸素を含む液体の鉄を、地球の内部と同じ高温高圧下に置いて調べた。

すると地球の初期も現在も、核とマントルの境界付近では、二酸化ケイ素の結晶ができて分離され、残った液体の鉄は他の場所よりも重くなっていることが分かった。この結果、液体の鉄は中心部に沈んで対流が起き、磁場ができたと考えられる。〔共同〕

初割ですべての記事が読み放題
今なら2カ月無料!

セレクション

トレンドウオッチ

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
新規会員登録 (無料)ログイン
図表を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した図表はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン