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湖の堆積物で年代測定 福井県と立命館大が共同研究で協定

福井県と立命館大は23日までに、同県若狭町にある水月湖の堆積物で、地質学的な年代を測る世界標準の物差しである「年縞(ねんこう)」の研究を共同で進める協定を締結した。県が導入する装置で、年縞から発見される古い花粉を分析し、測定精度の向上を目指す。

年縞は、湖底に積もるプランクトンの死骸や鉱物といった沈降物が季節によって変わるためにできるしま模様の堆積層。水月湖では7万年分の層が確認されている。

現在はしまの数や、年縞で見つかる葉の化石の放射性炭素量から年代を測定するが、5万年で170年前後の誤差が出る。共同研究では、数十年に1枚前後しかない葉でなく、どの年代の層にも含まれる花粉を用いる。誤差を50年程度まで縮めるのが目標だ。

年縞研究の第一人者である立命館大の中川毅教授と協力し、医療機器を応用したレーザー装置を新たに活用する。立命館大の吉田美喜夫学長は福井県庁であった締結式で「世界中の研究者が集い、研究成果を世界に発信してほしい」と期待感を示した。〔共同〕

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