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天皇陛下 81歳に 「より良い日本つくる努力が義務」

天皇陛下は23日、81歳の誕生日を迎えられた。これに先立って行われた記者会見で、今年公開された「昭和天皇実録」に関連して昭和天皇から学んだこととして「人のことを常に考えることと、人に言われたからするのではなく、自分で責任を持って事に当たるということ」を挙げられた。

戦後70年の来年、天皇、皇后両陛下は激戦地だった西太平洋のペリリュー島の戦没者を慰霊するためパラオを訪問される。節目の年を迎えるにあたって「(戦争で亡くなった)人々の死を無にすることがないよう、常により良い日本をつくる努力を続けることが、残された私どもに課せられた義務であり、後に来る時代への責任であると思います」と述べられた。

この1年を振り返って印象深いこととして、青色発光ダイオードの研究の赤崎勇・名城大教授ら3人のノーベル物理学賞受賞に触れ、「3博士の業績を誇りとし、深く敬意を表します」とたたえられた。

痛ましいこととしては8月の広島市での土砂災害、9月の御嶽山噴火などのほか「大きく取り上げられるような災害ではありませんが、常々心に掛かっていること」として、多雪地帯での雪による事故死に言及された。「私自身高齢になって転びやすくなっていることを感じているものですから、高齢者の屋根の雪下ろしはいつも心配しています」と気遣われた。

今月29日に20歳を迎え、来年から国際基督教大学(ICU)で学ぶ秋篠宮家の佳子さまについて、「良い大学生活を送ることになると期待しています」と述べられた。

また、皇太子妃時代の皇后さまが那須高原でヒツジグサの花を教えられたことが昭和天皇との大切な思い出であり、長女の黒田清子さんのお印(皇族の持ち物などに描かれる目印)にヒツジグサを選んだことを昭和天皇が大変喜んでくれたことが「うれしく思い出されます」と振り返られた。

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