2019年8月19日(月)

現金の落とし物36億円 16年の東京都内、過去最高に

2017/2/23 1:17
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東京都内で2016年に落とし物として警察に届けられた現金が約36億7千万円と前年より7.3%増え、過去最高となったことが警視庁遺失物センターのまとめで分かった。これまでの最高額はバブル経済時の1990年の約35億円だった。緩やかな景気回復の影響が落とし物にも及んでいる可能性がある。

現金の拾得額はリーマン・ショック直後の09年に約25億円にまで落ち込んだが、その後は7年連続で増えている。16年に届けられた現金のうち、1件あたりの最高額は約5千万円だった。

36億円余りのうち約27億円は落とし主に返還された。遺失物法では届け出から3カ月以内に落とし主が判明しない場合は拾った人に所有権が移る。16年は約5億円が拾った人に引き渡され、拾った人が所有権を放棄するなどした約4億円は東京都の歳入になった。

現金を含めた落とし物は約383万件と前年より1.3%増え、過去最多。物品数は6.3%増の約401万点だった。品目別ではクレジットカードなどの「証明書類」(62万点)、電子マネーなどの「有価証券類」(48万点)などが多かった。

同センターの担当者は落とし物の件数が過去最多となった理由について「物を大切にする気持ちが薄れてきているのでは」と話している。

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