2019年7月24日(水)

世界の1~7月平均気温、観測史上最高 エルニーニョ発達で

2015/8/22付
保存
共有
印刷
その他

地上と海面を合わせた地球全体の1~7月の平均気温が、観測記録が残っている1880年以降で最も高かったことが22日、米海洋大気局(NOAA)の分析結果で分かった。日本列島ではこの夏、厳しい暑さが続いているが、世界全体で温暖化の傾向が進んでいることを示しているといえそうだ。

海外メディアによると、気象専門家は、太平洋赤道域の海面水温が南米ペルー沖で高まる「エルニーニョ現象」が発達したため、世界的に高温になったとみている。各地の熱波や干ばつがしばらく続くとの見通しも出ている。

NOAAの分析結果によると、今年7月の世界の平均気温は16.61度で、20世紀全体の7月の平均と比べ0.81度高かった。1~7月の平均気温も14.65度で20世紀の平均より0.85度高く、いずれも観測史上最高だった。

地上では南米、アフリカ、ユーラシア大陸や北米の西部、海面では太平洋の東部や赤道域で高温が観測された。一方で、カナダ東部やグリーンランド南方の北大西洋は例年より気温が低かった。

日本の気象庁によると、8月中旬は中国東部や欧州中部、マダガスカル東部が例年より高温だった。海外メディアによると、インドやパキスタンではこの夏、熱波による死者が計3千人を超えた。エジプトでは今月、100人以上が熱中症などで死亡した。〔共同〕

保存
共有
印刷
その他

関連キーワード

電子版トップ



[PR]

日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報

新しい日経電子版のお知らせ

より使いやすく、よりビジュアルに!日経電子版はデザインやページ構成を全面的に見直します。まず新たなトップページをご覧いただけます。

※もとの電子版にもすぐ戻れます。