/

赤ちゃんポスト、昨年度は最少5人 熊本、累計130人に

熊本市は22日、親が育てられない赤ちゃんを匿名で預け入れる慈恵病院(同市)の「こうのとりのゆりかご」(赤ちゃんポスト)に、2016年度は5人が預けられたと発表した。07年5月に運用が始まってからの10年間では、過去最少で累計は130人となった。

市によると、5人は全員、医療機関ではなく自宅で生まれた。内訳は男児3人、女児2人で、うち生後7日未満の早期新生児が2人。父母らの居住地は九州が3人、不明が2人だった。

ゆりかごは10日に運用開始10年を迎えた。10年間で預けられた130人のうち、生後1カ月未満の新生児が107人を占め、身体的虐待が疑われる例はなかった。

預け入れの理由は複数回答で多い順に、「生活困窮」34件、「未婚」27件、「世間体・戸籍に入れたくない」25件など。母親の年齢では20代が約35%と最も多い。10代は約12%だった。

ゆりかごを巡っては構想段階から「安易な育児放棄を招く」「子どもの出自を知る権利を奪う」といった反対論がある一方、「ゆりかごが捨て子を助長しているというデータはない。捨てられる命を救う緊急避難場所だ」と支持する意見もある。今年2月には神戸市の助産院による後に続く動きが明らかになったが、同市が求めた医師の常駐が難しく見送られた。〔共同〕

すべての記事が読み放題
有料会員が初回1カ月無料

セレクション

トレンドウオッチ

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
新規会員登録 (無料)ログイン