2018年7月18日(水)

NBA、17年オールスター戦の開催地変更 成立法の内容に抗議

2016/7/22 9:51
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 【ニューヨーク=高橋里奈】米プロバスケットボール協会(NBA)は21日、2017年のオールスター戦を開催予定地のノースカロライナ州シャーロットで行わないと発表した。同州が3月に反性的少数者(LGBT)法を成立させたことに抗議し、開催地を他州に移す。NBAは「2019年にはこの問題が適切に解決されることを期待し、シャーロットでは19年に開催したい」とした。

 ノースカロライナ州が制定した反LGBT法は、LGBTが出生時の性と異なる性別のトイレを使うことを制限する。NBAは声明で「寛容性や多様性、公平性、他者の尊重のみならず、違う考えに耳を傾ける価値観に基づき行動してきた」と強調。同法が制定された環境下では「オールスター戦を成功裏に主催することはできない」とし、世界的に有名なバスケットボールの祭典を開かないことを決めた。

 NBAのオールスター戦は全米からファンが集まり、開催地にとっては経済効果も大きい。NBAには法律の廃止や改正機運を高める狙いもありそうだ。

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