2019年2月22日(金)

JBC前事務局長の解雇無効 東京地裁、人事権乱用と認定

2014/11/22付
保存
共有
印刷
その他

日本ボクシングコミッション(JBC)を懲戒解雇された前事務局長、安河内剛さん(53)が、不当な処分だとしてJBCを相手に地位確認や慰謝料を求めた訴訟の判決で東京地裁は22日までに、処分を無効と認め、未払い賃金や慰謝料30万円の支払いなどを命じた。

判決によるとJBCは2011年6月、業務上の不手際を理由に安河内さんを降格処分にした。提訴翌月の12年6月には「別団体を設立しようとした上、ボクサーの個人情報を外部に漏らした」などとして懲戒解雇にした。

松田敦子裁判官は、降格処分の当時JBCは分裂の恐れがあり、安河内さんと対立する幹部を引き留める目的で処分したと指摘し、人事権の乱用だと認定した。懲戒解雇も「別団体設立を企てた証拠はなく、情報を漏らしたとも認められない」と判断。別団体設立を共謀したとして解雇された女性職員の処分も無効とした。

判決後、記者会見した安河内さんは「JBCとは話し合いで今後のことを決めていきたい」と話した。JBCは「判決を確認しておらずコメントできない」としている。〔共同〕

保存
共有
印刷
その他

関連キーワード

電子版トップ



[PR]

日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報