広島土砂災害、避難指示を拡大 再び大雨の恐れ

2014/8/22付
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広島市北部の大規模土砂災害で、広島市内では21日夜から22日午前にかけて断続的に雨が降り、同市は安佐北区の一部1408世帯、3474人と安佐南区の一部383世帯、952人に拡大して避難指示を出した。広島地方気象台は22日午前5時ごろ、同市内に大雨警報を出して土砂災害への警戒を呼び掛けた。

広島県警は22日午前、安否が確認できない行方不明者が1人増えて52人になったと明らかにした。死者39人のうち1人の身元が新たに確認され、身元判明は32人となった。死者・不明者は90人を超す恐れがある。

政府は22日午前、土砂災害の被害拡大を受け、関係省庁会議から格上げした非常災害対策本部の初会合を開いた。本部長の古屋圭司防災相は「行方不明者の救出や被害拡大の防止に全力をあげてほしい」と述べた。西村康稔内閣府副大臣を現地対策本部長として派遣することを決めた。

広島市によると、行方不明者の捜索・救助活動は21日夜から大雨を警戒して中断したが、22日午前に再開した。

市災害対策本部によると、市内で少なくとも約170カ所で崖崩れが発生。道路や橋も290カ所で被害が確認された。

日本海に延びた前線の影響で22日、西日本を中心に各地で大雨となった。気象庁のレーダー解析では、22日午前4時半までに福岡県の筑紫野市、太宰府市などで1時間に約110ミリの大雨が降ったとみられる。同県は一時、川の氾濫や土砂災害の恐れがあるとして、筑紫野市全域など4市1町で約4万5千世帯、約11万人に避難勧告を出した。

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