2019年9月23日(月)

外来授粉ハチ全廃めざす 環境・農水省、在来種に転換

2017/4/24 11:44
保存
共有
印刷
その他

環境省と農林水産省は24日までに、トマトのハウス栽培などで授粉目的に使われる外来種のセイヨウオオマルハナバチについて、生態系保全のため将来的に使用の全廃を目指すとする指針をまとめた。

野外に出ると、もともと日本にいるハチの餌やすみかを奪う恐れがあるため。外来種から在来種のハチに転換するよう農家への補助や啓発を進め、2020年までにハチの販売量を半減させる。

授粉用のハチは、人の手で授粉する労力を省くため、野生の中から増殖能力の高いハチを選んで増やしたもの。成虫や幼虫、卵をセットにした巣箱が売られている。

欧州原産のセイヨウオオマルハナバチは輸入や飼育が原則禁止の特定外来生物に指定されているが、以前から農業利用していた人は環境省の許可を得れば使える。年に約6万箱が販売され、ハウス外でも見たとの情報が相次いでいる。

代わりに在来種のクロマルハナバチが授粉に使えるが、使い慣れた外来ハチからの転換は進んでいない。指針は両者に能力の差はないとし、在来種を使うよう促した。ただ北海道ではクロマルハナバチも外来種に当たるため、別の代替種の開発を進めるとした。〔共同〕

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]

日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報

新しい日経電子版のお知らせ

より使いやすく、よりビジュアルに!日経電子版はデザインやページ構成を全面的に見直します。まず新たなトップページをご覧いただけます。

※もとの電子版にもすぐ戻れます。