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いじめで中1男子が自殺 仙台市調査、学校対応に不備

仙台市は、市立中学1年の男子生徒が昨年自殺し、背景に継続的ないじめと学校の対応の不備があったとする調査結果をまとめ、市議会の委員会に21日、報告した。大越裕光教育長は記者会見し「大変痛ましい事案。教育委員会としても責任を痛感している」と頭を下げた。

市教委や第三者委員会の調査によると、男子生徒は昨年秋ごろ自殺を図り、病院に運ばれて数日後に死亡した。数カ月前から、他の生徒に「変態」「寝ぐせがひどい」と悪口を言われたり、消しゴムのかすをぶつけられたりした。遺書は見つかっていない。

生徒の保護者は昨年5月から担任の40代女性教諭に相談。学校側はいじめに関係した生徒らに反省を促す「謝罪の会」や学年集会を開いたが、逆に男子生徒はいじめを「チクった」と言われた。

市教委は「担任のクラスには別のいじめ事案もあり、相対的に男子生徒へのいじめを軽く見ていた部分もあった」と指摘。「学校の対応と自死には関連があると考えられる」と結論付けた。

男子生徒は自殺を図る前日や当日、保護者に「部活をやめたい。転校したい」などと話していた。

保護者は「加害生徒は、いじめが犯罪となる場合もあると認識し、深く反省してほしい。学校と教育委は、こうした悲しい出来事が起こらないよう、未然防止を徹底してほしい」とのコメントを出した。〔共同〕

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