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もんじゅ、最重要15機器が未点検 規制委「廃炉も排除せず」

日本原子力研究開発機構は21日、高速増殖炉原型炉「もんじゅ」(福井県)で発覚した機器の安全上の重要度分類の誤りが1387点に達したと原子力規制委員会に報告した。最重要機器のうち15点が未点検の状態だったこともわかった。もんじゅでは管理体制の不備が繰り返し明らかになっており、規制委の田中俊一委員長は記者会見で廃炉につながる処分も「排除しない」と述べた。

機器の分類の誤りは8月に発覚し、機構が詳細を調べていた。重要度は1~3のクラスに分けて管理するが、本来は最も重要な「1」とすべき機器を「3以下」としていた例もあった。「1」の機器のうち15点は建設直後の1992年から点検していなかったという。

田中委員長は21日、もんじゅを所管する文部科学省に対し「運転管理する主体としての適合性という根本まで疑義を持たざるを得ない」として、機構が運営する体制そのものに問題があると指摘した。11月上旬に機構の児玉敏雄理事長からも意見を聴取する。

もんじゅでは2012年に大量の機器の点検漏れが見つかり、13年5月には規制委が運転準備を凍結する命令を出した。その後も保守管理上の不備がたびたび明らかになっている。

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