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不妊治療で5人誕生 ミトコンドリアを卵子に注入

体外受精の際に、精子と一緒に母親本人の細胞内にあるミトコンドリアを卵子に注入する新たな手法で、4人の女性から5人の健康な子供が生まれたと大阪市の不妊治療クリニックが21日発表した。

海外では250例を超す実施例があり、30人以上出生しているが、国内で子供が生まれたのは初めて。ただ臨床研究で実際の効果が確かめられておらず、専門家からは有効性や安全性を疑問視する声が上がっている。

実施した「HORACグランフロント大阪クリニック」によると、21人の女性にこの手法を実施。事前に摘出した卵巣組織の一部からエネルギーを作り出す細胞内器官のミトコンドリアを採取し、父親の精子と一緒に卵子に注入した。うち6人が妊娠し、今年になって4人が出産。5人が生まれた。1組は双子とみられる。

2015年12月に日本産科婦人科学会が臨床研究としての実施を認めていた。〔共同〕

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