2019年1月19日(土)

女子高生、カフェで恩返し 「被災の地元盛り上げたい」

2016/7/22 13:19
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東日本大震災で大きな被害が出た岩手県山田町で7月、高校2年の女子生徒6人が中心となり、月に数回開くカフェを始めた。震災後に学習面の支援を受ける中で、地域に恩返しをしたいと考えたのがきっかけ。メンバーの上沢りえさん(16)は「カフェで山田を盛り上げるのが一番だと思った。たくさんの人に来てほしい」と意気込む。

6人は、震災から半年後にできた自習室「山田町ゾンタハウス」に集まる仲間。生活環境が大きく変わった子供が気軽に集まれる居場所をつくろうと東京のNPOなどが設置した施設で、カフェを開く日はスペースの一部を使う。

自習室には、地域の人に誘われて通うようになった。震災から5年を前にした昨年末、「今後は津波被害でかつての活気が失われた町を盛り上げる側になりたい」と、カフェを開く話が持ち上がった。

飲食店に必要な保健所の許可をゾンタハウスの職員に取ってもらう一方、6人はメニューや値段を考えたり、クッションカバーやエプロンを作ったりして準備を続けた。

7月9日のオープン当日。開店後、すぐに数十席が客で埋まった。上沢さんらは初めての接客に緊張しながらも笑顔で応対し、忙しく立ち働いた。

友人と訪れた同町の山崎ミワさん(70)はイチゴシェイクを注文。「山田は気軽に寄れる喫茶店がないので、こういう場があるのはうれしい」と顔をほころばせた。

佐々木麗緒さん(17)は「みんな笑顔になってくれてよかった。これからも続けたい」と話す。今後も部活動や試験がない日を選んで開く予定だ。〔共同〕

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