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建屋付近の地下水、規制委が放出認可 福島第1原発

原子力規制委員会は21日、福島第1原子力発電所の原子炉建屋付近にある井戸(サブドレン)から地下水をくみ上げ、浄化後に海に流す東京電力の計画を認可した。東電は建屋に地下水が流入して汚染水が増えるのを防ぐ効果を見込む。ただ地元の漁業関係者らには風評被害などを懸念する声があり、海への放出が実現するかは不透明だ。

福島第1原発では1日300~400トンの地下水が原子炉建屋などに流れ込み、新たな汚染水となっている。サブドレンで地下水をくみ上げることで、これをほぼ半減できるとしている。東電は昨夏に海に放出する計画を打ち出し、規制委に申請していた。

規制委はくみ上げによって周囲の地下水位に大きな変動が生じないよう管理することや、浄化装置で放射性物質を除去したうえで排水する体制を確認した。

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