「歩きたい」思い支えるリハビリ訓練ロボ 豊橋技科大が開発

2015/8/21付
保存
共有
印刷
その他

歩行が困難なパーキンソン病や片まひ患者のリハビリ訓練を支援する介護ロボット「Lucia(ルチア)」を豊橋技術科学大(愛知県豊橋市)が開発した。「歩きたいという患者の思いに寄り添うパートナーになってほしい」として2年後の事業化を目指している。

高さ80センチ、幅50センチ、重さ63キロの円筒形。内蔵コンピューターに患者の歩幅や歩行速度を入力し、療法士が軽く押して動かすことで、患者の訓練経路を事前に覚えさせる。

リハビリ訓練では、患者が足を踏み出す目標として、床に足形をプロジェクターで映し出す。「カチッ、カチッ」という軽快な音で歩くリズムを教えてくれる。赤外線センサーやカメラで患者の動きを捉えるため、再現映像で自分の歩き方を確認することもできる。

頭部にあるタッチパネルには顔を表示。人が近づけば笑うなど何通りもの表情を見せ、親しみが湧くよう工夫した。

介護現場では人手不足が問題となっており、開発した三枝亮特任准教授は「担当者が付きっきりでなくても、思う存分訓練ができる。医療現場の負担軽減につながれば」と話している。〔共同〕

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]