熊本地震、大雨で捜索中断 JR鹿児島線は全線復旧

2016/4/21 10:51 (2016/4/21 13:21更新)
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熊本県を中心に相次ぐ地震は21日、発生から1週間を迎えた。なお10万人が避難生活を続ける中、被害が大きい同県益城町などでボランティアの受け付けが始まった。JR九州の鹿児島線は同日午後、熊本―八代間で運転を再開し、全線が復旧した。福岡市と熊本市を結ぶ高速バスも同日朝から運行を始め、交通網の復旧が進む。

低気圧と前線の影響で被災地では21日朝から局地的に非常に激しい雨が降り、南阿蘇村の捜索活動は一時中断した。宇城市は河川が氾濫する恐れがあるとして、約9400世帯2万4400人に避難勧告。西原村は525世帯に避難指示を出した。気象庁は土砂災害や暴風などに注意を呼びかけている。

家屋倒壊や土砂崩れなど地震による直接的な死者は21日までに48人。熊本県は「エコノミークラス症候群」など震災関連死とみられるケースは11人としていたが、1人は関連死ではないと判明、10人となった。南阿蘇村では2人の行方が分かっていない。

熊本・大分両県の避難者は約10万人。震度1以上の地震は21日正午までに761回に上った。

一連の地震では14日午後9時26分に益城町で震度7の地震が発生。16日午前1時25分にも同町などで震度7の「本震」が起きた。同じ場所で震度7が2回あったのは観測史上初。同町では家屋倒壊が相次ぎ、南阿蘇村で大規模な土砂崩れが発生するなど被害が拡大した。

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