横浜市で8日、住民基本台帳ネットワーク(住基ネット)にシステム障害が発生して約1200人にマイナンバーカードが交付できないトラブルがあり、誤った手順書に従ったサーバーのメンテナンス作業が原因だったことが21日、市への取材で分かった。既に復旧している。
市によると、市は作業を富士通に委託。7日夜、富士通が作成したパスワード変更の手順書を基に操作したところ、システム障害が発生した。作業のチェックシートから必要な項目が抜けていたのが原因。影響で8日、カードを受け取りに区役所を訪れた約1200人に交付できなかった。
市は復旧作業中にパスワードを再設定し、適切な情報漏洩対策を取ったとしている。