2018年10月19日(金)

欧州や中東で記録的な高温 5~6月、世界気象機関が発表

2017/6/21 11:50
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【ジュネーブ=共同】世界気象機関(WMO)は20日、5~6月に欧州、中東、米国などで記録的な高温となっていると発表した。スペイン、ポルトガルなどで最高気温が軒並み40度超えとなり、パキスタンではアジアや欧州などを含む東半球の観測史上最高気温に並ぶ54度を記録した。

世界では2016年、「エルニーニョ現象」の影響もあり平均気温が観測史上最も高かった。WMOは「今年はまだエルニーニョ発生は確認されておらず、今回の高温は地球温暖化進行に伴う現象とみられる」と分析している。

WMOによると、欧州ではサハラ砂漠からイベリア半島などに暖気が流れ込んだことでポルトガルからバルカン半島西部の広い地域で異常な暑さになった。ポルトガルでは先週末、各地で40度を超え、今月17日には中部で山火事が発生、60人以上が死亡した。

スペインでもグラナダ、マドリードなどで40度以上となり6月の記録を塗り替えた。フランスもボルドーで38度、リモージュで36度を観測。スイスでも各地で30度超えとなり、ジュネーブの20日の最高気温は33度だった。

中東・北アフリカでは、アラブ首長国連邦で今月17日に50度を超えた。パキスタン南西部の町では昨年7月、クウェートで観測した東半球最高気温の54度に並ぶ気温を観測。米国でもカリフォルニア州を熱波が襲った。

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