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個人情報漏洩数ワースト10 ネット経由8件 NPO調査

2016年に国内で発生した個人情報漏洩事案をNPO法人日本ネットワークセキュリティ協会(JNSA)が分析した結果、漏洩数ワースト10のうち、インターネット経由が8件を占めたことが21日、分かった。これまで目立っていた機器の誤操作や内部関係者による不正など人的要因は減り、ネットを通じた攻撃が大きな脅威となっている。

調査担当者は「全体でもネット経由の割合は増加している。一度の被害で大量の情報が漏れることも多く、注意が必要だ」と指摘している。

JNSAは昨年1年間に公表された漏洩事案468件を分析した。漏れた個人情報は約1396万人分で、JNSAが想定する損害賠償の総額は約2788億円に上る。

漏洩数が最も多かったのは、JTBが昨年6月に明らかにした約679万人分で、原因はコンピューターウイルス。ワースト10のうち、ほかに7件がネットの不正アクセスで、残る2件の原因は「紛失」と「管理ミス」だった。

記録の残る過去9年のワースト10で、ネット経由の攻撃による漏洩は15年は5件、14年は3件、13年は7件で、それ以前は3件以下にとどまっていた。

JNSAは、人的なミスや内部関係者の不正に対しては企業・組織による対策が浸透してきた一方で、ネットを通じた外部からの悪意ある攻撃は、新たな手法が次々に開発されていることなどから、漏洩が起きるリスクが高まっているとみている。〔共同〕

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