2019年6月20日(木)

エイズ死者、推計100万人 国連、ピークから半減

2017/7/21 12:43
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【ジュネーブ=共同】国連合同エイズ計画(UNAIDS)は20日、2016年のエイズに関連した死者は推計100万人で、ピークだった05年に比べ、ほぼ半減したと発表した。抗ウイルス薬による治療が世界的に普及したのが最大の要因。

抗ウイルス薬の治療を受けた患者は16年には推計1950万人に達した。UNAIDSは「20年までに3千万人に治療を施すとの目標達成が軌道に乗りつつある」と強調した。

国連は30年までにエイズの流行を終わらせるとの計画を掲げ、全患者に抗ウイルス薬の治療を行うことを目指している。

UNAIDSによると、16年の世界のエイズウイルス(HIV)感染者は推計3670万人。新たな感染者は同180万人だった。感染者のうち抗ウイルス薬治療を受けた人は約53%。かつて世界有数のエイズまん延地域とされたアフリカ東・南部での感染者の減少が顕著だという。

死者数はピーク時の05年が推計190万人で、その後は減少が続いている。

一方で、子供の感染者に対する抗ウイルス薬治療が大人に比べ遅れていると指摘。地域別では東欧や中央アジアでの新規感染者の増加を懸念材料として挙げた。

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