2019年9月16日(月)

皇族減少、対策求める 有識者会議「先延ばしできない課題」

2017/4/21 22:09
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天皇陛下の退位をめぐる政府の有識者会議が21日公表した最終報告は、「おわりに」として、皇族数が減少する問題を取り上げ、皇室を維持するために速やかに対策を検討するよう求めた。

現在の皇室は天皇陛下と皇族方18人で構成する。このうち皇位継承資格を持つ男性皇族は4人。陛下が退位し、皇太子さまが即位された後の皇位継承順位は1位が秋篠宮さま(51)、2位は秋篠宮さまの長男の悠仁さま(10)、3位は陛下の弟の常陸宮さま(81)となる。

陛下の孫世代の皇族は悠仁さまを除いて、全員が女性。皇位を受け継ぐことができるのは悠仁さまだけだ。

皇室典範は、民間人と結婚した女性皇族は皇族の身分を離れると定めている。未婚の女性皇族は7人で、最年少は皇太子ご夫妻の長女、愛子さま(15)、最年長は三笠宮家の彬子さま(35)。

愛子さま以外の6人が既に成人を迎えており、結婚による皇籍離脱で、悠仁さまが天皇に即位される時期に皇族がさらに少なくなる事態が想定される。将来、皇室会議の皇族メンバーが不足したり、天皇の国事行為を代行できる皇族がいなくなったりする可能性も否定できない。

有識者会議の最終報告も「皇族数の減少に対してどのような対策を講じるかは一層先延ばしのできない課題となってくる」と指摘した。女性・女系天皇の容認や女性皇族が結婚後も皇籍に残る仕組み作りを求める声も強まっているが、報告はこうした具体策に言及せず、特例法案の骨子案にも盛り込まれていない。

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