2019年5月22日(水)

死んだサンゴ、無残な姿 沖縄の白化で環境省調査

2017/7/20 20:33
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環境省は20日、大規模な白化現象が昨年起きた沖縄県の海でサンゴの状態を調査した結果、一部の海域で生きたサンゴが海底を覆っている面積が昨年に比べて激減していたと発表した。

特に石垣島の西岸と東岸、宮古島の北東岸の状況が深刻で、白化して死滅したサンゴの骨格が黒ずみ、無残な姿を見せていた。周辺海域では夏から秋にかけてさらに海水温が上昇すると予測され、環境省は「サンゴの状態を引き続き監視したい」としている。

環境省は昨年の調査でサンゴが多く確認できた海域を中心に、今年6~7月に水面からシュノーケリングで調査。昨年は海底の50%を生きたサンゴが覆っていた石垣島西岸の調査点では、わずか5%しか確認できなかった。宮古島の北東岸では生きたサンゴの面積は40%から10%に減少。石垣島と西表島の間にある国内最大のサンゴ礁「石西礁湖」でも30%から13%に減っていた。

サンゴの白化は海水温が高い状態が長く続くと起き、光合成を担う共生藻類を失って死んでしまうことがある。昨年は鹿児島県の奄美群島から沖縄の八重山諸島にかけて発生。米海洋大気局(NOAA)はこれらの海域について、今年7~10月に「やや水温が高く、白化に注意が必要」としている。〔共同〕

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