2019年7月18日(木)

最大級のかさ形木製埴輪 大和政権と関連か、滋賀

2017/7/20 17:50
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滋賀県栗東市にある前方後円墳「椿山古墳」(全長99メートル、古墳時代中期)で、長径75センチと国内最大級のかさ形木製埴輪が2点出土し、市教育委員会が20日発表した。陣がさに似た形で、周濠沿いに並べて古墳の周囲を飾っていたとみられ、誉田御廟山古墳(応神天皇陵、大阪府羽曳野市)の出土品に次ぐ大きさという。

市教委によると、この埴輪は貴人にかざす傘を模したとみられる。大王クラス以外の古墳からこの大きさの埴輪が出てきた例はなく、被葬者の豪族が大和政権と深いつながりを持っていた可能性があるという。

木製埴輪は周濠の底から6点出土し、いずれもコウヤマキという木材だった。中央部が盛り上がった楕円形で、それぞれ長径76センチ、短径64センチと長径75センチ、短径69センチ。中央部に穴があることから、周濠の外側を巡るように柱が並べられ、その上に置かれていたと推測されている。

京都橘大の一瀬和夫教授(考古学)は「誉田御廟山古墳のものと比べても遜色ない大きさのかさ形埴輪があったことに驚いた。形も細かいところまで似ており、被葬者は大王側近のような人だったのではないか」と話している。

出土した木製埴輪は、25日~8月6日に栗東歴史民俗博物館で展示される。〔共同〕

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