ラグビー元日本代表の平尾誠二氏が死去 53歳

日本ラグビーのスター選手として活躍し、日本代表の主将や監督を務めた平尾誠二(ひらお・せいじ)氏が20日午前、病気のため京都市内の病院で死去した。53歳だった。連絡先は神戸製鋼所秘書広報部。
京都市出身。中学時代にラグビーを始め、伏見工業高で全国制覇。同志社大では全国大学選手権を3連覇した。司令塔役のスタンドオフやセンターで活躍し、神戸製鋼では主将を務めるなど7年連続日本一に貢献した。日本代表キャップは35。ラグビーワールドカップ(W杯)に出場し、代表監督も務めた。
1998年に現役引退、2007年から14年まで神戸製鋼ラグビー部の総監督。19年のW杯日本大会の組織委員会理事。