安愚楽元社長に賠償命令 東京地裁、元役員2人にも

2016/10/20 12:28
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「和牛オーナー制度」が行き詰まり、破綻した安愚楽牧場(栃木県)の出資者25人が、三ケ尻久美子元社長(72)=特定商品預託法違反罪で実刑確定=と元役員2人に損害賠償を求めた訴訟の判決で、東京地裁は20日、請求通り計約1億円の賠償を命じた。

安愚楽牧場は2011年に4千億円以上の負債を抱え破綻した。三ケ尻元社長の賠償責任に関する判決は初めて。3人は当初請求棄却を求めたが、今年9月の口頭弁論で一転して責任を認めた。

判決理由で手嶋あさみ裁判長は、繁殖牛が不足し、1996年には架空の牛を割り当てるようになっていたのに、虚偽の説明で出資者を集めていたと指摘。三ケ尻元社長について「勧誘、契約締結という組織的な違法行為をしていた」と述べた。〔共同〕

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