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原爆死没者名簿に風通し 広島、被爆70年の夏を前に

被爆70年となる夏を前に、広島市中区の平和記念公園で20日、原爆慰霊碑の下の石室に納められた29万2325人分の原爆死没者名簿107冊の「風通し」が行われた。

湿気を取り除き傷みを確認するため、毎年この時期に行われる行事。

澄み切った青空の下、原爆投下時刻の午前8時15分に市職員約20人が黙とう。その後、1枚重さ約300キロの石室のふた2枚を外し、名簿を白い布の上に並べ、大勢の修学旅行生や観光客が見守る中、1枚ずつページを丁寧に風にさらした。

名簿は、慰霊碑が建立された1952年から作成され、名前や死没年月日を筆で和紙に記している。昨年の風通しから5507人分が書き足され、名簿は3冊増えた。これとは別に、長崎で被爆し広島での奉納を希望した9人分の1冊もある。

修学旅行で訪れた三重県いなべ市の中学3年、山中頌君(14)は「名簿を見て、本当に多くの人が亡くなったことが分かった。今生きていることがありがたい。平和を語り継ぐために、これからも作業を続けてほしい」と話した。〔共同〕

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