加計選定2カ月前「四国に新設」 山本担当相、獣医師会に

2017/7/20 10:34
保存
共有
印刷
その他

学校法人「加計学園」(岡山市)が愛媛県今治市の国家戦略特区に獣医学部を新設する計画を巡り、同学園が事業者に選ばれる2カ月前の昨年11月、特区を担当する山本幸三地方創生相が日本獣医師会を訪れ「四国に新設することになった」と伝えたとする記録文書が獣医師会に残っていることが20日、同会への取材で分かった。

一方、山本氏は20日、内閣府で記者団に対し、「獣医師会側の思い込みで正確でない」と否定した。

獣医師会によると、記録は山本氏が昨年11月17日に同会を訪れ、蔵内勇夫会長ら幹部4人と面会した際のもの。翌18日までに専務理事が作成し、出席者で内容を確認したという。

山本氏の発言として「獣医師が不足している地域に限って獣医学部を新設することになった」「四国は、感染症に係る水際対策ができていなかったので、新設することになった」と記載。

「今治市が土地で36億円のほか積立金から50億円、愛媛県が25億円を負担」との発言もあったとされる。

一方、山本氏は「公募が前提で『事業実施主体』と表現していた。加計学園と特定して言ったことは全くない」と主張。「『京都もあり得る』と述べた」とし「加計ありき」を否定した。

特区諮問会議は昨年11月9日、特区での獣医学部新設を認める方針を決定。同18日、内閣府は2018年度開設を要件とする学部新設についてパブリックコメントの募集を開始した。今年1月に加計学園が事業者に決まった。

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]