コンピューター囲碁世界大会、日本のソフト優勝
グーグル系は不参加

2016/3/20 20:53
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日米欧などの囲碁ソフト同士が対戦する世界最大規模の「コンピューター囲碁大会」の決勝戦が20日、東京都調布市の電気通信大で開かれ、日本のチームが開発した「Zen」が優勝した。

優勝した囲碁ソフト「Zen」の開発チーム代表の加藤英樹氏(右)(20日、東京都調布市の電気通信大)=共同

優勝した囲碁ソフト「Zen」の開発チーム代表の加藤英樹氏(右)(20日、東京都調布市の電気通信大)=共同

決勝戦で初参加となる米フェイスブックのソフトを破った。両ソフトは23日に行われる「電聖戦」に進出し、ハンディをもらって小林光一名誉碁聖と対戦する。

世界のトップ棋士に勝った米グーグル系企業の「アルファ碁」は不参加。大会で上位に残ったソフトの実力はアルファ碁には及ばないものの、アマチュアのトップクラスに近づきつつあるという。

過去最多の31チームが参加し、ソフト同士がネットを通じて対戦した。アルファ碁にも使われ、人工知能(AI)の判断力を高めるディープラーニング(深層学習)という手法を上位チームが取り入れたのが特徴。昨年優勝のフランスのチームは3位だった。

実行委員長の伊藤毅志電気通信大助教は「怪物的なアルファ碁ほどではないが、昨年よりはっきりと強くなっている」と振り返った。

Zenは2年ぶり3回目の優勝。チーム代表の加藤英樹氏は「参加ソフトが皆強くなっているので驚いた。われわれも今後、アルファ碁を超えるものを作れると思う」と話している。〔共同〕

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