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石原氏、豊洲移転「逆らいようがなかった」 百条委喚問

(更新)

東京都の豊洲市場(江東区)をめぐる問題で、都議会の百条委員会は20日午後、築地市場(中央区)からの移転決定時に知事を務めていた石原慎太郎氏を証人喚問した。

石原氏は豊洲移転の決断の経緯について「市場を豊洲に移すというのは(都政の)大きな流れとして決定していた。私も逆らいようがなかった」とし、既定路線だったことを改めて強調した。

自身が移転を決裁した経緯は「(担当局長が)土壌汚染について『現在の技術を持ってすれば大丈夫』と答えた」と話したうえで、「ピラミッドの頂点にいた私が最終報告をうけて決裁した。その責任は認める」と述べた。

石原氏は2000年10月、市場用地を保有していた東京ガスとの交渉役として側近の浜渦武生元副知事を指名。「辣腕だった浜渦氏に、膠着していた豊洲の問題について、東ガスと交渉するように全権委任した」と説明した。

交渉内容については「信頼して任せており、プロセスに立ち入って差配する問題じゃない。細かい問題を詮索する立場も、見識もない」などとし、具体的には把握していなかったとした。

地下水モニタリング調査で、環境基準を超すベンゼンなどが検出されていることを問われると、「厳しい基準を設けたことは間違いないが、ハードルが高すぎたかもしれない」と話した。

さらに「地下水で床掃除したり魚を洗ったりして、使うわけじゃない」と問題がないと主張した上で、小池百合子知事が築地市場(中央区)からの移転を延期していることについて「速やかに決断し、豊洲市場に移転すべき」と述べた。

証人喚問は当初、約3時間を予定していたが、体調面を考慮して短縮。午後1時から始まった喚問は、約20分の休憩を挟み、午後2時40分に終了した。喚問には弁護士同席のうえで、主治医や看護師も待機した。

石原氏は1999年~2012年に知事を務めた。

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