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ネアンデルタール人、欧州での絶滅4万年前 英大分析

ネアンデルタール人が欧州から絶滅したのは4万1千~3万9千年前だったとする研究結果を、英オックスフォード大のチームが英科学誌ネイチャーに発表した。遺跡の出土品などの分析から導き出した。

欧州での絶滅時期を巡ってはこれまで「約3万5千年前」などいくつかの説が出ているが、今回の分析は最新の手法を用い、極めて精度の高い結果だという。

絶滅は、欧州に現代人の祖先である現生人類が登場した時期より後で、チームは「2600~5400年間ほどは同時期に存在していた」と指摘。混血や文化、技術の交流があったとみている。

欧州にあるネアンデルタール人の遺跡約40カ所から出土した馬やトナカイの骨など、生活の遺物に含まれる放射性炭素で年代を測定。4万5千年前には欧州の広い地域に生活の痕跡があったが、その後5千年ほどでいなくなったことが分かった。

途中から装飾品を使うグループが現れたことも判明。現生人類との居住地域の関係と合わせて考えると、一部のネアンデルタール人が現生人類の文化から影響を受けた可能性もあるという。

国立科学博物館人類研究部の海部陽介グループ長は「かなり精査した結果で、信頼できる。これまで最長で1万年とされた共存期間が整理された」と話している。

ネアンデルタール人は欧州に30万年前かそれ以前から住み、狩猟などで生活していた。〔共同〕

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