2018年11月14日(水)

かんだやぶそば、営業再開 火災乗り越え新店舗で

2014/10/20付
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1年8カ月ぶりに営業を再開する東京・神田の老舗そば店「かんだやぶそば」の開店を待つ客(20日)=共同

1年8カ月ぶりに営業を再開する東京・神田の老舗そば店「かんだやぶそば」の開店を待つ客(20日)=共同

昨年2月の火災で半焼し、営業を見合わせていた東京・神田の老舗そば店「かんだやぶそば」が20日、1年8カ月ぶりに営業を再開した。4代目の堀田康彦社長(70)は「建物が変わって味が変わったと言われないよう、以前と同じ味で皆さまをおもてなししたい」と意気込んでいる。

店の前には、再開を楽しみにしていた人たちが行列をつくった。一番乗りした千葉県柏市の会社員、小笠原洋さん(33)は「昔の雰囲気が残った前の店も好きだったが、新しい店がこれから100年、200年と続くよう、店に通って応援したい」と笑顔で話した。

火災後にはファンから、そばつゆのもととなる濃縮つゆ「かえし」の味が失われたのではないかと心配する声も上がっていたが、堀田社長は「伝統の味を問題なく再現できた」。以前からかえしは無くなるたびに作っており、うなぎのかば焼きのたれのようにつぎ足してはいなかったという。

耐火・耐震性を強化した新店舗は鉄骨造りの平屋で一部2階建て。以前の建物は1923年築の数寄屋造りで、都の歴史的建造物にも選ばれていた。火事の後に取り壊したが、焼失を免れたつりあんどんや看板は同じ場所に置いて雰囲気を残した。

火災は昨年2月19日に発生し、木造2階建てを半焼。天井裏の配線がショートしたとみられる。けが人はなかった。〔共同〕

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