2019年5月21日(火)

9カ月児の半数、卵や牛乳未摂取 環境省、アレルギー影響調査へ

2015/1/20付
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生後9カ月の子どもがいる母親の46%が、鶏卵を含むパンなどの食品を子どもに与えていないことが、19日に公表された環境省の子どもの健康に関する大規模調査の結果で明らかになった。牛乳などの乳製品も53%が与えていなかった。

卵や乳製品は、アレルギーを引き起こす可能性がある物質(アレルゲン)とされる。調査に関わった国立成育医療研究センター(東京)の大矢幸弘アレルギー科医長は「アレルゲンとされる食品の食べ始めが遅い傾向がある。遅らせた影響は、今後の調査で明らかにしたい」としている。

過去には、アレルゲンの摂取時期を遅らせるとアレルギー予防に効果があるとする専門家もいた。しかし近年、予防効果がないとする海外の研究結果も多く報告されている。

環境省が子どもの病気や健康に環境が与える影響を追跡するエコチル調査の一環。1歳児の母親に離乳食を与え始めた時期や種類を尋ね、約5万8千人が回答した。

79%が生後6カ月以前からおかゆなど米を与えていたのに対し、53%が生後9カ月時点で牛乳など乳製品を与えていないとした。〔共同〕

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