2018年12月19日(水)

精神科患者の身体拘束、大学教授らが実態調査求める

2017/7/20 13:42
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精神科病院での身体拘束を減らそうと、杏林大の長谷川利夫教授や弁護士らが19日、「精神科医療の身体拘束を考える会」を設立した。同会は精神科病院での身体拘束が密室で行われているとして国に実態調査を求めるとともに、病棟を録画し家族らに公開することを訴えていく。

精神科病院での身体拘束は、自傷や他害の恐れがあると精神保健指定医が判断した場合に限って認められる。だが対象者は年々増え、厚生労働省の2014年度調査では1万682人に上る。

身体拘束を巡っては、ニュージーランド国籍の男性(当時27)が今年5月、神奈川県内の入院先の病院で身体拘束中に心肺停止の状態となり、別の病院で亡くなった。男性の母親、マーサ・サベジさん(60)は19日、厚労省で記者会見し「身体拘束はやるべきではない。なくしてほしい」と訴えた。

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