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冷却注水量を3分の2に 福島第1原発、汚染水処理を加速

東京電力は19日、燃料が溶け落ちた福島第1原子力発電所1~3号機で冷却用に原子炉に注ぐ水の量を、現在の1日約300トンから段階的に約200トンにまで減らす方針を明らかにした。量を減らして浄化設備の容量を確保し、原子炉建屋などにたまる汚染水の処理を加速する狙いだ。

計画は同日開かれた原子力規制委員会の検討会に報告した。冷却水は溶融燃料に触れて放射性物質を含む汚染水となる。浄化設備を通した後、再び原子炉の冷却に使う。注水量が減れば浄化設備に余力ができる。

原子炉周辺の温度変化などを見極めながら数週間かけて水量を減らす。東電によると、注水量を減らすとセ氏30度前後で推移している原子炉の圧力容器底部の温度が7~8度上昇する見通し。制限値である80度までには余裕があるという。

また東電は、原子炉建屋などを囲むように地盤を凍らせて地下水流入を防ぎ汚染水の発生を抑える「凍土壁」で、海側の凍結を終えたと報告した。規制委の更田豊志委員は「現時点では止水に至っていない」との見解を示した。未凍結になっている建屋山側の地盤7カ所のうち、2カ所で凍結を始める計画については了承した。

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