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iPS細胞から免疫細胞を作製 京都薬大、難病治療に寄与も

京都薬科大の高田和幸准教授らは19日、母親の子宮の中で胎児が成長する時期にできる免疫細胞の一種を人のiPS細胞から作ったと発表した。この免疫細胞を使えば、呼吸困難を起こす肺胞たんぱく症や、周期的に発熱と胸部の痛みを繰り返す地中海熱など、珍しい難病の治療につながる可能性がある。

作製したのは「マクロファージ」と呼ぶ細胞。人の様々な臓器にはマクロファージがすみ着いており、細菌などを追い払う役割をする。この細胞は母親の胎内にいる時にも作られることが最近の研究でわかってきた。

研究チームは、胎児の初期に卵黄のうと呼ぶ部分で血液が作られる機能をiPS細胞で再現、マクロファージを作った。作製したマクロファージを肺胞たんぱく症のマウスに投与したところ、症状が改善した。この難病は肺でマクロファージがうまく育たなくなることが原因で起きると考えられており、症状の改善は投与した胎児のマクロファージが肺にすみ着いたためとみている。

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