横河ブリッジ、傾き把握後も工事続行 新名神の橋桁落下

2016/6/20 1:08
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神戸市で4月、新名神高速道路の建設現場で橋桁が落下し10人が死傷した事故で、西日本高速道路が設置した有識者検討委員会は19日、橋桁東側をつっていた「ベント設備」の支柱が地面の沈下で18.5センチ傾いていたのが主な原因とする報告をまとめた。

工事を請け負っていた横河ブリッジは事故当日の4月22日午前、支柱の傾きを把握したが、橋桁をつっていた設備に変形がなく、工事に影響がないと判断し続行した。

検討委によると、東側の地盤が弱かったのに、西日本高速道路の調査が不十分だったため土台が不均等に沈み、橋桁のバランスが崩れたという。

同社は支柱の設置場所の地盤調査をせず、近くの別の工事場所の調査結果で代替していた。橋桁の西側はジャッキで2カ所を支えていただけで不安定な状態だった。東側で支柱が傾いた影響で橋桁に回転する力が加わり、落下事故が起きたと結論付けた。〔共同〕

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