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子供の被害、上半期最多889人 交流サイト通じた犯罪

警察庁は20日、今年上半期(1~6月)に交流サイトを通じて性犯罪などの被害に遭った18歳未満の子供が889人だったと公表した。前年上半期より11%増え、半期ベースの統計が残る2008年以降で最多だった。サイト・アプリ別では、短文投稿サイト「ツイッター」のやり取りがきっかけで被害に遭った子供が180人と全体の2割を占めた。

被害の罪種別では、淫行など青少年保護育成条例違反が348人(39%)で最多。裸の画像を送らせるなど児童ポルノが268人(30%)、児童買春が225人(25%)と続き、略取誘拐などの重要犯罪被害も21人いた。

被害者の半数が16~17歳。14~15歳が35%で、9~13歳も1割強いた。702人が実際に被疑者と会っており、うち43%が援助交際に絡む「金品」や「性的関係」が目的だったとした。

面識のない人同士のチャットのほか、情報発信や複数とのやり取りに使うサイト・アプリを通じた被害が目立つ。

警察庁によると、サイト・アプリ別で被害が最も多かったのはツイッターで、前年下半期より39人増えた。チャット系のぎゃるるが78人(同29人減)、LINEが63人(3人減)、チャット系の友達作りTalkが48人(16人減)で続いた。

ツイッターを通じた被害について、警察庁の担当者は「援助交際に絡む書き込みなどが検索しやすく、実際に会うことになって被害につながるケースが多い」と話す。

ツイッター日本法人の広報担当者は取材に「事態を重く受け止めている」とコメント。未成年への啓発、システム面の対処など対策の見直しや強化を検討中という。

全体の被害者の86%がスマートフォン(スマホ)からのアクセスだった。フィルタリング(閲覧制限)の利用状況が判明した子供のうち、87%が機能を使っていなかった。

出会い系サイトの被害は減少傾向が続いており、前年上半期より26人少ない22人だった。

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