2019年2月18日(月)

多和田葉子さんに独文学賞 ドイツ語での創作評価

2016/11/19 10:55
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【ベルリン=共同】ベルリン在住で日本語とドイツ語で活動する作家、多和田葉子さん(56)が、ドイツの権威ある文学賞「クライスト賞」を受賞することが決まり「ドイツ語での創作活動が文学として評価され、非常にうれしい」と喜びを語った。ベルリンで18日、記者会見した。

日本人の受賞は初めて。主催団体は授賞理由について「詩や小説、エッセーなどで独特の文体を発展させた」とし、ドイツ語での繊細な言葉遣いや緊張感のある文体を評価した。授賞式は20日にベルリンで開かれる。

クライスト賞はドイツの作家ハインリヒ・フォン・クライスト(1777~1811年)の名を冠した文学賞で、1912年に創設。中断を経て85年に再開され、受賞者には2009年のノーベル文学賞受賞者ヘルタ・ミュラーさんも名を連ねる。

多和田さんは「外国語と出会うことで日本語の面白さが分かる」と話した。

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