2019年1月19日(土)

鹿児島沖でマグマ活動 神戸大、海底火山の熱水噴出確認

2016/11/19 12:25
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神戸大海洋底探査センターは19日までに、10月から始めた鹿児島県・薩摩半島沖の海底火山「鬼界カルデラ」の調査で、カルデラ内の海底ドームから熱水が噴き出ているのを確認したと発表した。地下でのマグマ活動を示す結果だとしている。5カ所で噴出があり、熱水が高さ約100メートルに達する場所もあった。

鬼界カルデラは約7300年前に超巨大噴火を起こし、日本列島全体に影響が及んだ。長期の調査で噴火メカニズムの解明が進めば、防災対策につながる可能性がある。巽好幸センター長(マグマ学)は「海底ドームを形作るマグマと、7300年前の噴火で九州などの地層に残ったマグマとの関連性を調べる必要がある」と話した。

センターによると、調査は10月に約2週間、神戸大の練習船「深江丸」を使って行われた。直径約10キロの海底ドームに向かって、深江丸から音波を飛ばし、反射で海中の様子を調べた。

熱水の活動が分かったことで、熱水に含まれる金属成分が沈殿した海底熱水鉱床が存在する可能性もあるという。

来年3月に次回調査を予定している。〔共同〕

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