2019年6月27日(木)

エボラ治療薬で「回復兆候」 リベリア人医師ら3人

2014/8/19付
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西アフリカ・リベリアのブラウン情報相は19日、エボラ出血熱に感染し、米製薬会社が開発中の治療薬「ZMapp」を投与されたリベリア人医師ら3人に「目覚ましい回復の兆候」があると明らかにした。ロイター通信が伝えた。

世界保健機関(WHO)が12日、感染者に未承認の治療薬の投与を条件付きで容認した後、投与された患者が回復の兆候を示したのは初めて。ZMappの効果と安全性が確認されれば、感染地域への迅速な供給を求める声が高まりそうだ。

ただ、製薬会社は既に在庫は尽きたとし、一定量を製造できるのは年末になるとの見方も出ている。ZMappは米国人2人にも投与され、症状が回復したとされる。

WHOは19日、エボラ出血熱の死者が、16日までに感染の疑い例も含めて計1229人に達したと発表した。死者の増加傾向は依然続いている。

昨年12月に感染が始まったギニアでは感染者の増加のペースが落ちつつあるが、隣国のリベリアとシエラレオネからの感染者流入が新たな脅威となっている。

ギニアは9日、両国との国境を封鎖すると発表したが、森林が広がる国境の管理には限界もある。現地で活動する国境なき医師団(MSF)の職員はロイターに「3カ国がエボラ熱を同じように制御しない限り、ギニアはリベリアとシエラレオネの状況に影響され続ける」と指摘した。

(ゴマ〈コンゴ東部〉=共同)

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