2019年1月17日(木)

津波犠牲2訴訟、遺族側の敗訴確定 最高裁

2016/2/19 1:06
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東日本大震災の津波で犠牲になった七十七銀行女川支店(宮城県女川町)の従業員3人と、宮城県山元町立東保育所の園児1人の遺族が、それぞれ銀行と町に損害賠償を求めた2件の訴訟で、最高裁第2小法廷は18日までに、遺族側の上告を退ける決定をした。遺族側の敗訴が確定した。

津波の犠牲者遺族が管理者側の過失責任を求めた訴訟の判決が最高裁で確定するのは初めて。七十七銀行訴訟は鬼丸かおる判事、保育所訴訟は千葉勝美判事が裁判長を務めた。決定は17日付。

七十七銀行女川支店では2011年3月11日の地震発生直後、支店長の指示で従業員13人が支店屋上に避難し、12人が死亡・行方不明になった。一審・仙台地裁は「20メートル近い高さの津波の予見は困難だった」として遺族の請求を棄却し、二審・仙台高裁も支持した。

東保育所では地震後、保育所が町の指示を受けて園児を園庭にとどまらせたが、高さ2メートル以上の津波が押し寄せ、園児3人が死亡した。2人の遺族が提訴し、うち1人の遺族とは控訴審で和解が成立している。

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