大雪、転倒など260人けが 広範囲で引き続き警戒

2016/1/18 23:15
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急発達しながら本州の太平洋側を通過した「南岸低気圧」の影響で、東北地方では18日午後も大雪が続いた。関東と東北で事故や転倒が相次ぎ、共同通信のまとめによると、約260人がけがをした。気象庁は北海道、東日本と西日本の日本海側で19日以降、大雪の恐れがあるとして警戒を呼び掛けた。

気象庁によると、福島県天栄村で18日午後5時までの24時間に36センチの降雪を観測した。同日午後5時現在の積雪は青森市76センチ、山形市22センチ、秋田市14センチなど。

各地の消防などによると、埼玉県で59人、東京都で56人、神奈川県で54人が重軽傷を負うなど、東北と関東で約260人がけがをした。

交通網も混乱した。東北、上越、北陸の各新幹線は遅れが発生し、秋田、東海道の両新幹線でも運転見合わせや速度を落としての運行があった。首都圏はJR山手線や京浜東北線が大幅に遅れて混雑。私鉄の京王線で架線が切れ、乗客がホームにあふれる駅もあった。

高速道路は各地で通行止め区間が出た。日航、全日空は計219便が欠航し1万8千人以上に影響。19日も主に北海道発着便の欠航を決めた。

低気圧は19日朝、北海道付近に到達。日本列島は19~21日、強い冬型の気圧配置が続く見込みで、今後西から強い寒気が入り、九州や中四国、東海などの山間部で大雪、平野部でも積雪の可能性がある。ピークは20日とみられる。

19日午後6時まで24時間の予想降雪量は多い所で北海道、北陸100センチ、東北、東海70センチ、中国50センチ、関東甲信40センチ、近畿、四国30センチ、九州北部20センチ、九州南部10センチ。

全国的に強い風も続き、北日本では猛吹雪となる地点がある。19日までの予想最大風速は北海道28メートル(最大瞬間風速40メートル)、東北、北陸、近畿、中国25メートル(同35メートル)、四国、東海、関東、伊豆諸島23メートル(同35メートル)、九州北部20メートル(同30メートル)。〔共同〕

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