冥王星にうろこ模様 探査機「氷の平原」撮影

2015/7/18付
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米航空宇宙局(NASA)は18日、無人探査機ニューホライズンズが捉えた冥王星の平原の画像を公開した。一酸化炭素(CO)などの氷で覆われ、浅い谷によって区切られた魚のうろこのような不規則な模様の地形が広がっている。

無人探査機ニューホライズンズが7万7千キロの距離から撮影した冥王星の地表。魚のうろこのような不規則な模様の地形が広がっている(左下のスケールは約32キロ)=NASA提供

無人探査機ニューホライズンズが7万7千キロの距離から撮影した冥王星の地表。魚のうろこのような不規則な模様の地形が広がっている(左下のスケールは約32キロ)=NASA提供

この平原は、冥王星のハート形に見える部分の中にあり、1億年前より新しい時期にできたとみられる。人類初の人工衛星にちなんで「スプートニク平原」と名付けられた。最接近前に7万7千キロの距離から撮影された。

模様は、地球上で泥が乾く際にひびが入るのに似た現象か、COやメタンの氷で覆われた表面が内部の熱によって動いたことでできた可能性があるという。

また、冥王星を取り巻く大気の分析で、窒素を主成分とする大気が上空1600キロまで存在することが分かった。

探査機が冥王星を通過して遠ざかる際の観測で、太陽の反対側に数万キロ先まで大気の成分がプラズマとなって分布していた。重力が小さい冥王星では、大気が太陽風によって流され、宇宙空間に失われていると判明した。〔共同〕

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