2017年12月11日(月)

障害者の98%、年収200万円以下で生活 民間団体調査

2016/5/17 21:25
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 障害者の98%が年収200万円以下で生活していることが17日、障害者の通う作業所などが加盟するきょうされん(東京・新宿)の調査で分かった。親と同居している障害者が55%と半数を占めており、親の収入に頼らざるを得ない現状が浮かび上がった。きょうされんは「障害者の自立が厳しい状況を改善してほしい」と訴えている。

 調査は2015年7月~16年2月にきょうされんに加盟する作業所などを中心に男女計1万4745人に実施。男性8865人、女性5443人の計1万4308人(97%)が回答した。平均年齢は41歳。

 障害別(重複含む)では知的障害が9381人と65%を占め、身体障害3861人(27%)、精神障害3641人(25%)などだった。

 生活保護受給者を除く1万2531人に収入を尋ねたところ、年収200万円以下が98%で、12年の前回調査とほぼ同じだった。このうち年収100万円以下が6割を占めた。

 主な収入源は障害基礎年金2級を受給している人が42%、1級が36%、自治体独自の手当を受けている人も8.6%いた。そのほかの収入は作業所で働いて得る月数万円程度の賃金だった。

 親との同居は40代前半まで半数を超え、50代前半も3分の1を占めるなど、親への高い依存度が浮き彫りになっている。

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