バックミラーなくてもOK 「ミラーレス車」解禁
国交省
国土交通省は17日、自動車のバックミラーやサイドミラーの代わりにカメラとモニターで視界を確認する「ミラーレス車」の製造を認めると発表した。乗用車やトラック、バスなどが対象で、二輪車は含まない。
国交省によると、昨年11月に国連で自動車の安全に関する新たな国際基準が採択されたことに伴う措置。保安基準を改正し、18日から施行する。
カメラがカバーする範囲やモニターの画質が、バックミラーやサイドミラーと同等の性能を持つことが前提。ドライバーの違和感をなくすため、モニターの位置は従来のサイドミラーやバックミラーと「同じような位置」とする。
サイドミラーに代わるモニターを車内に設置できるため、雨で見にくくなるのを防いだり、車体のデザイン性が高まったりする利点がある。