仕手集団元代表らを逮捕 株価操縦容疑で東京地検
保有する株式の価格を意図的につり上げたなどとして、東京地検特捜部は17日、バブル期に仕手筋として知られた加藤●(日の下に高)容疑者(74)=東京都港区=ら3人を金融商品取引法違反(株価操縦)の疑いで逮捕した。
3人の逮捕容疑は共謀し、2012年2月15日~3月2日、当時大証1部上場だった「新日本理化」の株式について、大量に高値の買い注文を入れるなどの手法で、同社の株価を871円から1297円までつり上げ、取引が活発であるかのように装うなどした疑い。
関係者によると、加藤容疑者は1980年代以降に多額の資金を使って株式相場を動かした仕手集団の元代表。